企業は、商売で成り立っています。お金周りの仕事はつきものです。
進んで請け負うことをお勧めします。
開発や企画など自部門にお金なんか扱う業務ないよ?と
新卒社会人の方は思われるかもしれません。
企業でお金を取り扱う主たる部門は、経理や原価管理などでしょう。
しかし、会社として商売を成り立たせていくには、
まず、どの部門においても人が必要です。
そして、設備やインフラ維持、新しい技術の開発など
直接的にお客さんと売り買いするお金ではありませんが
カネの取り扱いは、多岐にわたります。
基本的には会社側の社員、管理職が行う業務になりますが、
詳細は担当者に確認してまとめているのが現状です。
そのお金とは、カテゴリー別すると
・人件費(残業代含む)
・開発費(設計、システム開発)
・インフラ料金(水・ガス・電気など)
・設備・システム保守料(机・パソコン・システム保守やライセンス料など)
数えだすとキリが無いですが、これらの内容を実務から吸い上げ管理し
適時、経理と共有しなくてはいけません。
会社の経費や資産管理を行います。(有形資産・無形資産・経費など)
このカテゴリーのカネに携わる仕事を請け負いましょう。
私の場合は、新規のシステム開発や設備・システム保守料の
パソコン・複合機のリプレース管理を行っていました。
一部、インフラ(LANやWI-FIルーター)もです。
IT関連のお金周りを担っています。
さて、これらを行うとサラリーマンとしてどういうメリットが得られるか
というと、その部門の任されたカテゴリーの予算管理を行うことになります。
一般業務を以外の異なる仕事を請け負うということです。
また、任されている人よりも責任が増すということです。
ということは、頭一つ抜ける=出世にプラスになります。
では、具体的にその業務を請け負うにはどうするか?
まず、そのカテゴリーの仕事を担うことが近道です。
実務に加え、予算管理まで買って出ましょう。
予算管理までやりたがる人は、はっきり言って少ないです。苦笑
それに手を挙げるわけですから上位者も断る理由は有りません。
引き受けるときに理由を聞かれるでしょうが、
”任されている仕事の予算(お金)の流れを勉強したい”でOKです。
これで、仕事をしたい理由、目的が証明できます。
そして、自ら仕事を取りに行ったわけですから、やる気が買われます。
まとめると、この仕事を担うことによって、
自部門のお金の流れを知る以外に、
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投資費用処理が勉強できる(スキルアップ)
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自部門の事業計画の一端を担うことになる(人件費や投資の予実)
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自部門+経理や原価管理の仕事一端を担うことになる(スキルアップ)
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関係他部門(経理、原価管理など)とのパイプができます。(人脈形成)
自部門での必要な人材としての価値が上がります。
それは転職時にもアドバンテージにもなるでしょう。
簡単に言うと仕事の幅が広がります。
自部門内で他部門の仕事の一端を担う(学ぶ)ことができます。
そしてあなたの評価が上がる要素でもあるので昇給や昇格にも一役買います。
ただし、注意してほしいのがその担当責任者になるということ。
場合によっては、その部門の事業計画の一端を担う仕事になりますので、
投資費用提案や管理は徹底しましょう。