45歳高卒氷河期世代 強みを知る方法

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氷河期世代の現実と悔しさ

私たち氷河期世代、40代〜50代は、社会の変化に翻弄され続けてきました。 就職氷河期に社会へ出て、バブル世代の尻拭いをしながら、冷や飯を食らうような日々。 技術革新が進み、手作業だった書類はPCで処理され、FAXはメールに置き換わりました。 携帯電話がスマートフォンに進化し、業務は効率化されたはずなのに、 その成果は社員に還元されず、会社の利益として吸収されていきました。 昇給は社会保険料の増加に打ち消され、手取りは増えた実感がありません。 「失われた30年」と言われるこの時代、私たちは耐え続けてきました。 努力が報われる機会も少なく、国の支援も形ばかり。 公務員採用枠が数名という現実に、悔しさを通り越して何も感じなくなった人もいるでしょう。 それでも私は、損した分を取り返したい。会社や国に扱われるだけの人生を終わらせたい。 見捨てられた世代だからこそ、今こそ這い上がるチャンスだと信じています。 私たちは、ただ耐えてきただけではありません。時代の変化に対応し、 手作業からデジタルへの移行を受け入れ、現場で工夫しながら生き抜いてきました。 その経験は、若い世代にはない「実践知」として、確かな価値を持っています。 そして何より、理不尽な状況でも諦めずに働き続けてきた「忍耐力」と「継続力」。 これは、どんな資格や肩書きにも勝る、氷河期世代ならではの強みです。

インターネットで自己表現を始める

幸か不幸か、私たちは技術に恵まれた時代に生きています。 インターネットという全世界に開かれた場があり、誰でも情報発信が可能です。 会社に依存せず、自分のペースで活動できる環境が整っています。 匿名での発信もできるため、安心して始められるのも大きな利点です。 今の会社の待遇や立場をすぐに変えることは難しいかもしれません。 しかし、自分の会社ではない以上、貢献しても報酬は限定的です。 だったら、自分のために動きましょう。商売でも、自己実現でも構いません。 氷河期世代の私たちには、学歴では測れない強みがあります。 それは「耐え抜いた経験」と「継続してきた力」。 苦労して得た経験値は、誰にも真似できない価値です。 趣味や興味も立派なネタになります。むしろ、ニッチな分野ほどチャンスがあります。 たとえば、昔から続けている釣りやDIY、節約術なども、 ネット上では「知りたい人」にとって貴重な情報になります。 自分では当たり前と思っていることが、他人にとっては価値ある知恵なのです。 そして、ネットの世界では年齢も学歴も関係ありません。 必要なのは「伝えたいこと」と「続ける力」だけです。

無料ブログで自分の強みを見つける

では、どうやって自分の強みを見つけるのか。おすすめは「ブログでの情報発信」です。 まずは、考えていることを言葉にしてみる。これが第一歩です。 文章にすることで、自分の思考が整理され、見えていなかった強みが浮かび上がります。 読者の反応──「いいね」やコメント──は、あなたの価値を知る手がかりになります。 ブログは無料で始められるサービスも多く、初期費用をかけずに挑戦できます。 もちろん、慣れてきたら有料版に移行するのも良い選択です。 ただし、最初の目的は「稼ぐこと」ではなく「自分の強みを知ること」。 その強みを現場で活かすもよし、ネット上で収益化するもよし。 まずは、自分の言葉で発信することから始めてみましょう。 ブログを書くことで、自分の過去を振り返り、今の立ち位置を見つめ直すこともできます。 それは、単なる副業の準備ではなく、人生の棚卸しにもつながるのです。 そして、誰かに読まれることで、自分の存在が社会とつながる実感も得られます。 孤独を感じやすい世代だからこそ、言葉を通じたつながりが心の支えになります。

まとめ──諦めるにはまだ早い

私は、氷河期世代の皆さんに、もう一度活気を取り戻してほしいと願っています。 今の会社で無理に頑張らなくてもいい。自分の好きなことを軸に活動してもいい。 ブログでの発信は、自分自身を見つめ直すきっかけになります。 そして、同じ境遇の仲間とつながる手段にもなります。 たまにはオフ会で愚痴を言い合うのもいいでしょう。笑 でも本当に伝えたいのは、「諦めるにはまだ早い」ということ。 私たちには、まだできることがある。まだ動ける力がある。 今からでも、自分らしい一歩を踏み出してみませんか。 その一歩が、未来を変えるきっかけになるかもしれません。 誰かに認められることよりも、自分自身を認めることが、何よりの再起の力になります。 氷河期世代だからこそ語れること、伝えられることが必ずあります。 それを言葉にして、誰かの役に立てる日が来ると信じています。 そして何より、自分自身が「まだ終わっていない」と思えることが、最大の希望です。

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