浮いた時間を有効活用し、新しい仕事と欲しいスキルを身につけましょう!
ここで勘違いされないように一言、付け加えて起きます。
新しい仕事、欲しいスキル=”需要がある”ことが前提です。
まず、新しい仕事ですが何もゼロから作り上げてくださいとは言いません。
キーワードは、”組み合わせ”です。
例えば、今の仕事に何かをプラスしたら、便利になってもっと効果が出るとしましょう。
仕事A(今の仕事)が、100万円/月を生み出すとします。
仕事B(プラス仕事)は、単体では何も生まないが、仕事Aと組み合わせると、
100万円/月が、150万円/月になるとしたらやらない手は無いですね!
そう、浮いた時間をこの仕事Bを行う事に使って、プラス50万円/月を狙うわけです。
また、浮かした30分を使うことで、他の人や他の部署の時間が減ると尚更良いです。
個人利益から組織利益を生み出すことが出来るので、会社として利益のある人間と判断されます。
もちろん、アピールも忘れないでくださいね。ここまでくると立派な変化といえます。
私の実例を載せておきます。
私は、高卒中途採用の普通以下の営業マンでした。
顧客対応、売上、見積管理、受発注管理、クレーム対応、色々やっていました。
私以外にも営業マンが20人ほどいて、同じ会社に営業もかけていました。
そんな中、人によってお客様に報告する売上の数値が違ったり、
同じ商品なのに営業マンによって見積も違ったり、
受発注もあの人がやったからいいだろうとかで発注漏れになりクレームに発展したりと、
顧客に不信感を抱かせる要因が多々あり、なんか皆さん言ってること微妙に違うんだよねー
って声が上がったりしてました。
当時、その会社ではパソコンが一人一台有るか無いかで、
インターネットも繋がっていなかったです。
社内のイントラネットがかろうじて構築されているレベルでした。
私自身も、パソコンの電源の入れ方さえわからない始末。。。苦笑
とはいうものの、まずは今後パソコンは必須のツールになってくるだろうと判断し、
エクセルを勉強して、フォーマットを作り、皆と共有しました。
- 先月の売り上げ実績、当月と来月のの売上予測(週、月毎)
- 見積の一元管理(同じものは同じ値段で価格設定)
- 受発注の共有(部品毎に、管理担当者と生産数、受注タイミング、発注タイミングの一覧化)
- クレーム一覧表(クレーム内容と推進状況(いつ・だれが・いつまでに)の一覧化)
これらを使い、朝一30分くらい情報共有と推進状況の更新を行いました。
そうするとダブった仕事の削減、価格設定相違の説明削減、受発注漏れの削減、
タイムリーなクレーム対応による顧客満足度向上が図れ、なんと残業時間の削減に繋がりました。
当時、夜10時、11時退社が当たり前でしたが、これを行う事により、
7時にはよほどの事が無い限り、皆さんが帰宅できるようになりました。
営業+仕組み作りの二つの仕事による相乗効果です。
根本は、楽したい・早く帰りたい、どうせなら皆も楽させて時間を削減すれば、
自分だけ早く帰って気まずい思いもしなくていいのでは!?という発想から生まれた方法です。笑
その結果、営業意外に、仕組み作りのスキル、パソコン操作のスキル(エクセルはVBA(※)を
組めるレベルに)を習得しました。
※VBAとは、ヴィジュアルベーシックアプリケーションの略で、
エクセルに数値を入れれば、エクセルが勝手に計算した結果を使い一覧化させたり
分析させたりを極端な話、ボタン一個で出来るようにする簡単なプログラムです。
パソコンの電源さえ入れられなかった高卒の私でも一日2時間、
一ヶ月で使えるようになりました。これ、おすすめです。ルーチン作業が短縮できます。
次に行ったのは、仕組みをシステム化(IT)しました。
経緯を話しますとパソコンのスキルの延長で、ITに興味が沸いて来ました。
あとは、食いっぱぐれ無いでしょ♪今になって自信を持っていえることですが、
どの部署でも、どこの会社でも、家庭でもパソコンありますからね。
それに、システム(IT)は、今後なくなることもないし、むしろ発展して行くだろうと。
良く考えてください。あなたの使ってる携帯やスマートフォン、その中のアプリ、
ATM、電車の運行状況、車のナビのGPS、エンジン制御でさえITです。
そうです、この世に無くてはならないものと仕事を結び付けました。
さて、具体的に仕組みをIT化した内容ですが、進め方としては、
他部署であるシステム部とタッグを組みました。
もちろん、最初は専門用語とかチンプンカンプンでしたよwww
聞かぬは一時の恥、知らぬは一生の恥ですので、聞いて聞いて調べて調べて、
勉強しました。そりゃ、興味のある事でしたのでバンバン頭に入りましたよね。
あとは、楽したいし、お金の匂いがしたしwww
話がそれました、すいません。システム部とタッグを組むと社内の先行して開発している
システムとの互換性や連携なども視野に入れなくてはいけません。
となると他部署の業務にも必然的に精通してくるので、システムを学ぶのは一石二鳥どころか、
三鳥にも四鳥にもそれ以上にもなります。
そうです、営業マンとして、システム部を介し、例えば経理、工場(生産)、技術に至るまで、
幅広い知識が知りたくなくても覚え理解することが出来ます。
ということは、仕事の幅も広がるわけです。
他にも、コンサル会社やシステム屋さんと秘密保持やシステム開発契約したりするので、
契約書の書き方を覚えられたりできます。
もちろん、組織を跨いでの仕事となるので他部署の方ともコミニュケーションがとれるので、
人脈も広がりますよ。
どうですか?将来に落胆して気持ちを落とすより、ワクワク度のが高まってきたんじゃないですか♪