代替のきかないオンリーワンな社員は、自己完結で
仕事をこなせる人が多いです。また、任されている仕事に関して
右に出る人は居ません。スペシャリストと言っていいでしょう。
自己完結で仕事をこなせる人は、もちろん優秀で貴重です。
ただ仕事が出来るがゆえにその人に仕事の依頼が集中しやすい傾向にあります。
パンク寸前にもかかわらず、自己で処理できてしまうので
誰かに頼るくらいなら自分でやったほうが早いと考える傾向があります。
では、人を頼る・動かすことが苦手かというとそんなことは無いです。
培われた経験によって、どこのだれにどのように確認依頼すればいいか
的確に判断し仕事を進められます。
あまりに的確過ぎて、人を動かすことが苦手なのではないかと
思われる方もいるかもしれませんが、一緒に仕事をしてみると
如何に無駄がない(余計な仕事をさせない)かが、伺えます。
捉え方次第ですが、頼まれた方の印象としては、
いい意味で考えさせ答えを導き出すプロセスが
少ないか、全くないかもしれませんね。
そこは、頼まれた方が汲み取り、自分で学べばいいわけです。
スペシャリストを進める理由は、
会社としてはよろしくありませんが(何でもできるゼネラリストを望むので)
代替のきかない・絶対に外せない人材になる可能性が高いからです。
その人にしかできない・頼めない仕事を担うわけですから、
必然的に評価も上がります。
では、どんな条件の仕事なのかというと、
前提は誰でもできる単調な仕事ではダメです。
・裾野が広く、内容が深い
・複雑で多岐にわたる
・分野が違う仕事の組み合わせ
その人に任せる所以は、
・仕事がめちゃくちゃ早い上に精度が高い
・計画や予測の精度が高い
・最初から最後まで自己完結できる
です。
具体的にどんな仕事か説明しますと、
例えば、
・買値と売値を算出し、取引先と客先へ交渉できる
・業務に沿ったシステムを提案構築管理ができる
・売値や買値(高さ)を予測台数や市況情報に基づき、収益予測(面積)試算ができる
・業務に紐付くISOやJ-SOX、IFRS、サイバーセキュリティなど法規やIT管理運用できる
そう、簡単に言いますと2つ以上の業務やスキルを組み合わせた
仕事が出来き、自己完結まで持っていけるクロージングできる人たちです。
一筋縄ではいきませんが、スペシャリストになれば、
業務特性が合致すれば他の部門や他社でも即戦力で引く手数多です。